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加齢による老眼


視力が悪いのも日常生活では大変不便なものです。
メガネやコンタクトレンズで矯正すれば良いだけの話しですが、維持費がかかったり、手間がかかったりするだけではありません。
日本人に多い近視だけでなく、遠視についても正しい知識を持ちたいものです。
今回は、遠視について取り上げたいと思います。

◆加齢による老眼

年をとった人の眼の調整力は赤ちゃんと比べると10分の1です。

眼の加齢による老眼は、歳をとることによって誰でも現れる症状なので、病気ではないと言えます。

外からの光がまっすぐ眼に届いて、水晶体と角膜で2回屈折して角膜にピントがあうのです。

遠くより届いた光は真っ直ぐなのですが、近い距離から届く光は平行ではないので拡散しながら目まで届きます。

眼は、このように近い距離からの拡散する光に対してでもピントを合わせています。

当然、真っ直ぐな光の時とおなじ屈折力では、網膜上にきちんとピントを合わせることが出来ないのです。

そこで、角膜の形を変える事は出来ないので、可変性のある水晶体を薄くしたり、厚くし
たりしながら屈折力の調節をし、網膜上にピントをあわせているのです。

ところが、水晶体が調整をする力は年齢により変化しています。

例えば、生まれたばかりの赤ちゃんの場合では、ピントは非常に近接した10センチ程から無限にまであわせることが可能です。

眼がピントを合わせることの出来る幅の事を調整力という言葉で表します。

赤ちゃんの場合はおよそ20Dの調整力があるといわれています。

ところが、調整力はハタチ前後で10Dつまり半分にまで低下してしまいます。

さらに、50歳を過ぎたあたりの熟年層になると、3Dや2Dというとても低い数値まで落ちてしまうのです。


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